訪問ありがとうございます。
3世代のふれあいと顔繋ぎの場「coco」です。
今日はまた、cocoraの話にお付き合いください。
私がベビーマッサージのことを知り、講師の資格を取得しようと決めた時に、
一番最初に頭に浮かんだこと。
それは、
ママさん(お嫁さん)たちの駆け込み寺的な場所を作りたい。・・・でした。
初めて来た土地で顔見知りがいないという孤立化もありますが、
大家族や親戚・知り合いが多すぎるから故の孤立化というものがあります。
今日は、その後者の話。
ご主人のご両親と同居しているからといっても、育児を手伝ってもらえる方ばかりではありません。
ご両親が働いていたり、ご病気や怪我をされていたり・・・
同居をしている上で、一番厄介な孤立化は、お嫁さんを頼りにしているという名目(?)で、お嫁さん本人が、束縛され感や、見張られ感を抱いてしまう場合。
子供が小さいうちは、子供と遊ぶのも立派な仕事。
しかし、これを理解してくれる方ばかりではないんですよね
よそのお家のことであれば「〜そうよね〜」と、同調できるのに、うちの嫁さんのこととなると話は別・・・
ウチのお嫁さんとなると、たちまち 「まだ遊んでる」 「また遊んでる」 「家のこともしないで」 「お昼ごはんは?」 「夕飯は?」 「飯はまだか?」 ・・・ という感情が出てきてしまうんですよね。
なんなんでしょうね〜これは
そうするとお嫁さんは
外出のたびに、いちいち断りを入れ許可を取り、何時までに帰ります。早く帰らなければ・・・なんてやりとりが必要で、でも子供は、時間とか関係なく遊びたがるし、言い聞かせないといけないし、嫌がって泣くし、ママは怒るし・・・なんて事態になって・・・(泣)
挙句、その作業の一切合財が面倒になり、
「なんで許可が必要なんだろう?」 「一緒に住んでいなければ自由に時間が使えるのに・・・」 「お昼ごはん作らなきゃ・・・」 「夕飯の買い物行かなきゃ」 「あ〜支度が間に合わないかも」 ・・・といった不快感がどんどん増え、苛立ち、それを抑えるために、
「だったら、ウチにいる。」という選択をしてしまうんですね。
そしてこういう場合は、得てして旦那さんの理解がない場合が多い。
理解がないというのはちょっと違うのかもしれませんね。
旦那さんには、そういうことで奥さんが不愉快な気分になるということが、理解できないんですよね。そういう発想そのものがないんです。
だって、ずっとそういう親御さんに育てられ、そういう環境で育っていますから。
周りに親戚が多いというのもかなり大変
知り合いや親戚が多いと、ちょっと誰かに話したことが、どこでどう回って辿り着くのか不明なのですが、知らぬ間に知り合いの耳に入ってしまう(汗)
しかも、なぜだかわからないけど、愚痴として・・・なんてことも考えられるので、誰かと気軽に話すことさえ出来なくなってしまいます。
残念ながらこういう相談をどんなに仲の良い友達にしたとしても、同じ環境でない限り、同情こそしてもらえても、全く理解してもらえないんです。一方的なただの愚痴になります。
それに気づくと、今度は 「なんで話したんだろう・・・」 と、友達に話したということで、自己嫌悪に・・・
ひどくなると、次第に旦那様とも話さなくなります。
旦那様に愚痴ったところで改善はされないんです。
自分の不愉快や苛立ちが積み重なるだけなんですね。
家に信用できる人・頼りにできる人・心を許せる人がいない状況です。
外にもいないんです。
こうなったら、完全な孤立化です。
どんなに大恋愛の末の結婚でも、こうなります。。。
家族の中でお嫁さんだけが、いつまでも他人なんです。
こんな環境での子育ては全く楽しくありませんね。
だから、こういった人たちが話のできる場、逃げ場を作りたかったんです。
私は、特に何をするわけではなく、ただ聴く。泣きたいだけ泣かせてあげる。背中をさすってあげる。一緒に深呼吸をする。
そんな場所。
もちろん、大家族で上手に楽しく育児ができている方もいらっしゃるかと思います。
そういう方々の方がきっと多いかもしれませんね。
でも、中には出来ない人もいる、という現実を知っていてほしいな。と思います。。。
長くなっちゃいましたね
お付き合いありがとうございました。