語り手が「何を伝えたいか。」ということが大事なんです。

cocora

2016年02月17日 20:34

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3世代のふれあいと顔つなぎの場「coco」です。

昨日ご案内した【いちご狩り♩】
早速お申し込みをいただいております!
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さて、今日は、昨年11月から始まった講座「伊豆の語り部養成講座」の最終回でした。

今日は
『最後には民話が1話語れるようになっていただきます!』という講師の先生のお言葉からスタート。
ちょっとドキドキです(汗)


まずはじめに、少々のボイストレーニングとストレッチの後、
グループに分かれて、先生のお手本に習って、語る練習をしていきました。

発表したのは3組だけでしたが、みなさんどれも素晴らしくって。。。

何がって、やっぱり、声。

人に何かを伝える時、お話を語る時、この【声】がいかに大事かを痛感したのが、今回のこの講座でした。

それから、空間の使い方。

私たちは、身の上に起こったことや目にしたことを誰かに伝えたい時、
無意識にその場面をイメージしながら話しています。

語りも同じだということを知りました。

あと一つ、これは私、ものすごく心当たりがあって、ものすごく反省したことなのですが、

人前で上手に本を読む。←昔はこれが結構得意だったんですよ^^;

子供の頃に国語の授業でやった「丸読み」
あれ、大好きでした。

でも、、、

*よく見せよう。
*上手に読もう。

は、語りには全く無意味なんですって(ー ー;)

むしろいちばんダメなことだと教わりました。

それだと、聞き手側の頭には、内容は全く残らずに

残るのは「あの人は上手だった」ということだけなんだそうです。

上手じゃなくてもいいから、話しの内容を描きながら、
話しの本質を伝えよう、届けようとすることが肝心なんですね*

語り手が伝えたい!と思ったことをメインに伝えることで、
一つの話しでも、結末や伝えたいことが違うものになる。というのにも驚き!

でも、確かに、人それぞれ話の解釈の仕方って違いますものね〜


これは、語る側が、「今日はこの物語のこんなことを伝えよう」。。。っていうことを決めて語っていけばいいのだそうです。

これも驚きでした*←でもやっぱり納得!

そして、
今日の講座でいちばん腑に落ちたことでした。

いくつかある民話の中から、自分が好きなものを一つでもいいから覚えて、伝える。

語りは、暗記でもなければ音読でもない。

かなり衝撃的な言葉でした。


だからこそ、何をやるにもまずは自分が好きなもの。
これが一番いいんだそうです。

やっぱ、そりゃそうだよね!
苦手なことは頭に入らないばかりか、物語をイメージすることもできないですもんね。←超納得(^ ^)


まずは、今日のお話を自分のものにして、どこかでみなさんにお届け出来たらいいな〜と思っています。




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