3世代ふれあいサークル「coco(ココ)」の ほのぼのにっき › 活動報告 › 防災講座を開催しました!
[cocoからのお知らせ]
2015年01月16日
防災講座を開催しました!
訪問ありがとうございます。
今日は、伊豆の国市危機管理課の協力を得て、防災講座を無事に開催することができました。
参加してくださったのは、市内外から11名の方。
そして快く託児を引き受けてくださった3名の方。
ありがとうございました。
奇しくも明日は、阪神淡路大震災から20年の節目。
このタイミングで開催できたことも、大きかったと思います。
20年前といえば、私が育児をスタートさせたばかりの年です。
あの頃の私は、防災のことには本当に無知で、無関心でした。
「大地震は必ず来る」と言われていながら、他人事でした

(ここから先は筆者の私事になりますが・・・)
思えば、私たち家族の節目とも言える年には何回かの大きな震災がありました。
新婚旅行に行っていた時には、奥尻島での大地震がありました。
「北海道に行っていなくてよかったね〜〜〜」といろんな人から言われたのを思い出します。
その後、阪神淡路大震災。そして息子が高校受験を終えて、中学最後のお楽しみ遠足のその日、東日本大震災がありました。
楽しい気分から一転、恐ろしい景色を見ることに・・・
そしてこの日、娘は学校が休みで、友達と沼津へ遊びに行っていました。
なかなか連絡が取れず、やっと連絡が取れたのは地震発生から3時間くらい経ってからだったような気がします。
娘は海岸沿いを走るバスを利用していました。
しかし、当然通行止め。
バスは走りません。
電車もダイヤが乱れていたか、止まっていたような気がします。
結局、渋滞の中をなんとか迎えに行き、娘が帰宅したのは夜9時頃だった気がします。
たったこれだけのことでしたが、帰宅難民の不安を体験しました。
3.11のあと、息子は沼津の高校へ自転車で通うようになり、あまり通ることはなかったのですが、沿岸部を走っているときに有事があった場合に備え、山側の避難階段の場所を確認したり、娘にも最悪歩いて帰ってくるときのルートを確認したりするようにしました。
その後、私は子育てに関する仕事をするようになって、やっと防災に対する考え方が大きく変わっていったように思います。
今の若いママさんたちは、震災前後にお子さんを授かっていることもあり、防災に対して興味のある方がとても多いのにも関わらず、防災訓練や講座、救命講習会に参加することができずにいるのではないか?
小さなお子さんを抱えているからこそ、本当は地域の防災訓練に参加するべきなのではないか?
そしてその辺の矛盾をなんとか解消できないか、考えるようになりました。
ママさんたちには、育児に関して(防災に限らず)後悔をして欲しくない、そう考えるようにもなりました。
防災に対する考え方・防災訓練のやり方は開催地区によって、ずいぶん異なる伊豆の国市。
こういったことも、いろんな地区から参加してくれた方々の生の声を聞かないとわからないこと。
ママたち、あるいは同じ地域に住む女性だからこそ出来る災害への心構えや備えを地域みんなでシェアしあうことも必要なのかもしれません。
そして、区ごとのやり方に対して、行政が入り込めないでいる原因が、もしかしたら、私たち地域住民の防災意識の低さが一因であるかもしれないと思うので、なんとか、その辺も解消していけたらいいのかな〜・・・と。
防災講座や救命講習会は、命に関わること。
継続して開催することに意味があります。
できれば行政で定期開催してもらえたらいいのですが、無理だとしても、行政と協力し合いながら、「coco」でもまた、3世代で行う防災講座が開けたらいいなと思います。
Posted by cocora at 22:58│Comments(0)
│活動報告